診察での相談
診察での相談
性病で悩んでいるとき、診察で相談することも可能です。
性病は検査が必要になることも多い病気ですが、すべての性病で検査が必要になるわけではありません。
コンジローマなど医師の診察だけで診断が出ることも多いです。
なにか症状が出ているならひとまず診察を受けて相談してみるといいでしょう。
その結果、検査を勧められる場合もありますが、このときも医師に相談すればその症状から受けるべき検査などを医師が判断してくれます。
性病検査は自分が感染している病気を自動ですべて判定してくれる検査ではなく、自分が受けた種類の検査について、その病気に感染しているかどうかを判定してくれるだけの検査となります。
今出ている症状から受けるべき性病検査を適切に選べないと、自分が感染している病気がすべて判明しないこともあるのです。
自分で検査の種類を選ぶと、受けた方がいい検査が漏れるリスクもありますが、診察を受けて医師に相談すると、今出ている症状などから受けた方がいい検査を選んでくれます。
必要な検査が絶対に漏れないわけではありませんが、自分で選ぶときよりは必要な検査を過不足なく選べることは多いです。
このような意味でも性病に関して診察でまず相談するのはおすすめです。
診察で相談したいときは
泌尿器科で性病の相談をしたいときは、対応できる病気の種類に注意してください。
この病院が対応していることが多いのは、泌尿器に起こる性病です。
男性の性器クラミジアや性器淋病など、尿道炎を起こすことが多く、泌尿器科の診察領域に重なるため、この性病の相談は対応できる場合が多いです。
このような性病以外、たとえば泌尿器に症状が起こらない女性の性器クラミジアや性器淋病、咽頭クラミジアや咽頭淋病などの相談ができるかは病院次第となります。
泌尿器科は性病科が併設されている病院も見つかりやすく、このような病院なら泌尿器以外の性病の相談も可能です。
完全に泌尿器科単独の病院の場合、泌尿器以外が患部となる性病については、対応できるか事前に問い合わせするか、性病科の別の病院を選ぶなどするといいでしょう。
病院を選んだら診察時間内に来院し、受付してください。
予約は必要ない病院が多いですが、予約の有無は病院ごとに確認するといいでしょう。
相談にかかる費用
診察を受けたときにかかる費用について、保険対応がある病院を選び、すでに性病の自覚症状が出ている場合は保険適用となる場合が多いです。
このときの診察料は初診で1000円ほどが標準となります。
保険対応がない病院を選ぶか、自覚症状が全くない場合は自由診療となり、その病院が定める任意の診察料がかかります。
金額は病院ごとによく確認してください。